マッサージの先生に体を見てもらったら
姿勢が悪過ぎると指摘された
福ぶちょうです。
歪んでます。
「え？ぼくは ゆがんでないよ？」
さて、イイコイイコのおじゃがさん
でも興奮して
「もっと遊んでよ！！」
「遊んでってばー！」
と要求してくることがあります。
要求の仕方は「甘噛み」。
悪いことだとわかっていて
わざと手を噛もうとします。
「ダメでしょ！」
と叱るのですが、
興奮しているとおさまらず…
捕まらないようにダッシュ！
ダッシュの勢いで甘噛み！
…なんてことも。
気をつけないとケガをします。
そんな時は私は仁王立ち。
「おかしいでしょ！！」
「噛んじゃダメでしょ！！」
おじゃがの目を見て叱ります。
「おかしくないっ！！」
「ぼくは悪くないっ！！！」
「悪くないんだぁっ！！」
おじゃがも負けずに叫びます。
…私、負けません。
おじゃがが吠えるのをやめるまで
無言でおじゃがの目を見つめます。
おじゃがも負けないつもりで
お互いの目の間に火花が散るのですが、
少しするとおじゃがは目をそらし、
隅っこに伏せます。
「怒られた…」
おじゃがが落ち着いたのを見計らい、
私が床に座ると、
おじゃがは
てくてくと歩きながら近寄ってきて、
鼻先で私の手を持ち上げ、
「ごめんなさい」
「怒らないで、なでなでしてよ…」
と、傍らで伏せます。
私も
怒りすぎたかなぁ、
と反省しながら、
「おじゃがはイイコだねぇ」
「かわいいねぇ」
「おりこうさんだねぇ」
「スゴイねぇ」
「じょーずだねぇ」
と、彼の知る褒め言葉の全てをならべて
なでまくります。
はい、仲直り。
「なでてもらうと あんしん」
でもね、
私はわかってます。
おじゃがはほんとに悪くないんだよね。
手を噛むことは悪いことです。
でもおじゃがはそれを知っています。
知っていて噛むのは
ストレスが溜まっているからです。
そのストレスは、
遊び足りないことで作られているのです。
共働きの私達。
お互いの休みが合わないほうが、
おじゃがのお留守番は少なくなりますが、
二人とも仕事の日が続けば
お留守番ばかりになります。
おじゃがのつまんない日です。
うちに来たばかりに
我慢するのは申し訳ない…
でも、それが我が家のルール。
わがままな飼い主だけど、
一緒に幸せの形を
作っていくのを手伝ってね。
おじゃがさん、
よろしくお願いします。
「・・・ん？ はーい・・・」
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