私はひとりが怖い。

私はひとりが怖い。 たぶん小さいころからずっとだ。 幼い頃、目が覚めた時に 傍に誰もいなくて、泣きながら母を探し 階段から落ちた記憶がある。 3歳だったと思う。 両親は共働きだったけれど 家にはいつも祖母がいて 私の面倒を見てくれた。 高校生になっても 私は祖母の布団にもぐりこんで 二度寝をするのが好きだった…